TEA
お茶のご案内
今年、この茶畑、このお味。
茶農家だからできることにこだわりました。
気候や育て方、製茶方法などによって、同じ畑のお茶でも毎年お味が変わります。池田製茶では通年固定の商品の他に、その年の畑ごとに商品を分けて、違いを楽しんでいただけるようにしました。
#2031 雁が音
1番茶の上質なかぶせ茶の茎の部分のお茶です。本茶とはまた違う甘みがあります。高温でさっと淹れて、お食事の際におすすめです。
#2071 焙じ茶
1番茶の上質な葉の部分で作ったほうじ茶です。強めのほうじ加減です。だしパックなどに詰めてややんでさっと煮だすのもおすすめ。
#2051 冠茶パウダー
当店のお茶ぱんにも使用しているかぶせ茶のパウダーです。お菓子作りにしようしていただくと、きれいな緑色とお茶の風味がよく出ます。
2020 冠茶(かぶせ茶)
#2011 SAEMIDORI 冠茶(かぶせ茶)
店主のつぶやき
店舗の横にある茶畑のお茶です。2016年に「さえみどり」という品種を植えました。写真は植えた時のものです。暖かい地域の品種で、水沢町では少し寒くてきちんと育ってくれるか心配していましたが、とても元気で立派な茶園になりました。お茶は何十年(もしかしたら何百年!)も植替えをしなくていい植物なので、先代たちが植えたものや成園の状態でお預かりした茶園などはすぐ摘採(収穫)出来る状態です。その分、植える所から自分たちの手で育てた茶園には愛情が偏りがちです(笑)。2020年は初めてかぶせ茶にしました。名前通り冴えた緑色のお茶になりました。お味は若々しさも残しつつ、深い甘みがあります。
#2012 YABUKITA 冠茶(かぶせ茶)
店主のつぶやき
店舗より奥の宮妻町にある「林」というバス停の近くの畑のお茶です。この辺りは斜面や石が多く、畑作業は大変な面もありますが、土が肥え、水はけが良い土地です。店舗からそう遠くはないのですが、雨や雪が良く降り、作業中に降られることもしばしば。収量は少なめですが、毎年良質なお茶がとれます。池田製茶が持ち主からお預かりしている畑で、お預かりして10年を超え、コツやクセが徐々に見えてきたように思います。ふと足元を見たら珍しいモリアオガエルを発見したのは、そう、この畑!思わずスマホを取り出すがしかし手袋と格闘しているあいだに逃げそうになって、ワタワタしていたのを覚えています。写真は勝利の記念品(笑)。話を戻して、やぶきたというTHE緑茶の品種です。我が家はかぶせ茶にしてTHEかぶせ茶のお味です。迷ったらコレがおすすめです。
#2013 SAMIDORI 冠茶(かぶせ茶)
店主のつぶやき
こちらも宮妻町の茶園から。「さみどり」という宇治の方の品種です。よく抹茶の原料になる碾茶をつくる品種だそうですが、もちろん我が家はかぶせ茶です。古くからある品種ですが、三重県では珍しいかと思います。この畑は何といっても下からのアングルが美しい。やぶきた等と比べると枝がとても太く、とても力強さを感じます。畝のあいだを歩くと太ももが痛い痛い(笑)。それでいて葉は丸みを帯びていて、お味はとてもやさしい。香りは甘め。2019年は店舗で人気No.1でした。なんと7畝しかなく製茶時揉み分けようにも一発勝負。集中力が試されます(主に親方の)。とても若い状態で毎年被覆しているので、細かい仕上がりになっています。